乳がんの確率は12人に1人!抗がん剤1回の費用と治療期間とその効果

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女性なら誰でも起こり得る「乳がん」

乳がんで話題になっているタレントの小林真央さんや、乳がん予防のために乳房を切除したアンジェリーナ・ジョリーさんなど、今、乳がんという病気がとても注目されています。

今や日本人女性の12人に1人が乳がんにかかると言われており、特に小林真央さんのような20代や30代で発症する「若年性乳がん」は、その中のわずか2.7%だそうです。
若年性乳がんは進行が速いことが多く、ホルモン剤や分子標的治療薬が効かないので、抗がん剤治療を続けているということになります。

乳がんとは?

乳がんは、乳腺にできる悪性腫瘍で、発生や進展とともにホルモンに依存しているという特徴があります。

がん細胞は、乳腺の中でも母乳の通り道でもある乳管からの発生がほとんどのようです。統計的に、発生部位は乳房の上部が70%近くを占めています。中でも左乳房の方が多い傾向にあるようですね。

抗がん剤治療とは?

抗がん剤治療は、がん細胞の縮小、または増殖の抑制を期待した治療です。
それで完治する場合もあれば、手術前の縮小により、がん細胞の摘出を助けたりもします転移や再発防止に用いられることもあるようです。

抗がん剤1回にかかる費用は?

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1回にかかる抗がん剤の費用は、3週間分ぐらいで約2万円(保険適用の金額)と言われています。これは、投与した際の吐き気止めなどの薬も入っています。
1回で3週間分だとすると、3週間おきに定期的にこの金額を支払うこととなります。

結構かかりますよね。

ただ、かぜ薬でも薬によっては3日分で2,000円ぐらい取られる場合はあります。それを3週間分もらうと、単純計算で14,000円。そう考えると、少し割高なぐらいの金額であるとも言えます。

抗がん剤の費用だけならですが、診察、検査、点滴などを含めると、1回の支払いが5~6万、あるいはそれ以上にかかってしまうことも考えられます。
ここまでいくと、生活に余裕がある人であればまだしも、そうでない人にとっては死活問題です。

抗がん剤治療の期間はどれぐらい?

治療期間は、容体などにもよりますが、だいたい半年程度が多いそうです。
それでがん細胞が死滅する患者もいれば、がん細胞が縮小したので摘出手術に移る患者もいます。

手術するなら早くやった方が良いようなイメージを持っていましたが、手術前にこんなに期間を要するものなんですね。小林真央さんは、これを1年8か月も続けているということなので、事態の深刻さをうかがえますね。

また、上記の費用に関する話で言うと、3週間で2万円を半年間続けることを考えると、抗がん剤だけで合計15~20万ほどかかる計算になります。

抗がん剤治療の効果は?

抗がん剤治療の効果ですが、体質や症状などで人によって効いたり効かなかったりということがあるそうです。

抗がん剤治療の効果は、その後の回復や生活を考えた医者の見地からすると、約50%。五分五分なんですね。

また、手術後に再発防止で抗がん剤を投与することもあるそうですが、その際の再発率は約40%と言われています。抗がん剤を投与しているのに、40%って高過ぎる気もしますが、今の医療では限界の数値みたいですね。それでも、抗がん剤を使わないよりは、使ったケースの方が効果的な治療に結びつくことが多いので、医者は抗がん剤治療を勧めています。

今回この記事を書くにあたっていろいろな情報を得ましたが、「がん」を始めとする病気の知識もそうですが、他人事と考えず「がん保険」や「生命保険」の見直しや検討をすることが必要だと再認識できました。

自分や家族、友人などにいつ訪れるかわからない病気について、普段から考えておくのは大事なことですね。

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