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インドネシアで「進化論」は反イスラムとの声も!
日本では2016年7月20日に配信されると言われていた『ポケモンGO』ですが、サーバーの問題で配信が遅れていると話題になっています。
『ポケモンGO』は、現状ですでに38億円にも及ぶ売り上げを記録しているようです。このゲームは初期のポケモンユーザーの掘り起こしを目的としています。広告映像を見てもプレイしてるのはほとんど大人ですよね。実際、課金も25歳~34歳が多くを占めているようです。無課金ユーザーを含めるともう少し上もいそうですね。
すでに配信中のアメリカでも、常識があるはずのその世代が社会的問題を起こしているのが、連日ニュースになっていますね。これから配信される予定の国でも、影響が出てきているようです。
日本と同じく、配信が待たれるインドネシアでは「大統領宮殿付近でのポケモンGO禁止」という勧告が出された他に、イスラム教徒の間でポケモンを巡る賛否の声があるようです。
インドネシアのイスラム教徒では他国向けのアプリですでにプレイを楽しんでいる人もいれば、ポケモンの「進化論」はイスラム教の考え方に反しているとして「禁止すべき」だと訴える信者もいるようです。
今までも保守的なイスラム諸国では、ポケモンのゲームや関連グッズの販売が制限されるということが実際に行われていましたし…。
イスラム教徒は『ポケモンGO』は禁止?
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結論から言うと、インドネシアの宗教指導者団体は、宗教上の「ポケモンGO禁止令」を出さないということを明らかにしました。
イスラム教徒と言えば、キリスト教についで2番目に人口の多い宗教団体で、世界中に16億人程います。インドネシアはその中でも最多数のイスラム教徒を抱えている国です。
つまり、ゲームに関しては自己判断に任せるということですね。ひとまず、『ポケモンGO』の配信を楽しみにしていたイスラム教徒も安心して遊べるようです。配信側も大きな痛手を被らずに済みましたね。
それよりも、インドネシアのイスラム教指導者の間では、『ポケモンGO』の影響で仕事や勉強がおろそかになることの方を懸念しているようです。
『ポケモンGO』の経済効果が、国の経済効果を落とすとなると大変なことですからね。これほど影響力のあるゲームであれば、そういった懸念もわからなくはないですね。
配信前でもこれだけの議論がなされてるわけですから、配信後もまた「進化論」や「経済効果」を巡って、イスラム教徒内、あるいはインドネシア内で、もう一騒動、二騒動ぐらい起きるということも考えられますね。
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