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言葉の壁がなくなる?リアルタイムで会話ができる夢の翻訳機が商品化!
言語がわからなくても、耳につけるだけで、リアルタイムで異なる言語を翻訳してくれる夢の翻訳機がアメリカで商品化されたとニュースやTwitterなどで話題になっています。
商品の開発を行ったのは、ニューヨークのWaverly Labs社という会社で、気になる商品名は、その名も『Pilot(パイロット)』。
出典:http://www.waverlylabs.com/
このウェアラブルデバイスを使えば、世界を股にかけることもできるといった意味からの名称でしょうかね。
「A World Without Language Barriers」
商品の本サイトやPR動画では「言葉の壁のない世界」というコンセプトを強調しています。
また、デザインはコンパクト且つスタイリッシュで、今のところ「ブラック」「ホワイト」「レッド」と3色のカラーバリエーションとなっています。
出典:http://www.waverlylabs.com/
このような商品が普及していくと、海外旅行はもちろんのこと、ビジネスにおいても自由度が広がり、積極的に海外へ目を向ける人が増えていくような気がします。
特に、外国人と話すことに抵抗があり、国内で外国人に話しかけられても逃げてしまうような閉鎖的な日本人もまだまだ多い中で、そういった概念を打ち壊してしまうような希望に満ちた商品と言えます。
動画では、アメリカ人男性とフランス人女性がパイロットで会話しています。
「パイロット」って、いくらで買えるの?
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商品化されたと言っても、やっぱり高いんじゃないの?
私も最初そう思いましたが、プレオーダーで129ドルから、実際の販売価格は250ドル程度になる予定だそうです。
1ドル約110円ぐらいで計算すると、ざっくりですが日本円で、プレオーダーが約14,000円、通常販売予定価格は27,500円…意外と安くないでしょうか?
確かに最近はスマホでも翻訳をできたりもするので、逆に高く感じてしまう人もいるかもしれませんが、耳につけるだけで手に何も持たずに手軽に会話できることや、パンツやバッグのポケットに入ってしまう携帯性、また世界初と言える商品であることなどを考慮すると、決して高くないと言ってよいと思います。
ちなみに発売時期ですが、2016年の秋頃が予定されているようです。
使いやすさは?対応言語とその精度は?
オフラインで対応できるということらしく、そこはかなりのメリットですが、お互いが翻訳機をつけた状態じゃないと会話できないということです。
また、使用するにあたり、まずスマホに専用アプリを入れないといけません。このアプリを使用すると、3名以上の複数人での会話も可能になるそうですが、ちょっと煩わしいですね。
出典:http://www.waverlylabs.com/
少々準備段階のハードルが高く、やはりまだ発展途上といった感じでしょうか。
今後は相手が翻訳機をつけていなくても、相手の言葉が翻訳されるように開発されていきそうです。そうなると一気にシェア拡大ということも考えられますね。
あとは対応言語ですが、発売時には、「英語」「フランス語」「スペイン語」「イタリア語」の4か国語のみが対応とのことです。
いずれ、日本を含むアジア圏や中東の言語にも対応させていくと発表されています。
初期の4か国語は、ラテン語やゲルマン語など元となる言語が近いと言われているので、変換も難しくないでしょうが、同じ発音でも意味が違う言葉が多数存在する日本語への対応となると、高い精度で翻訳するのは困難なような気がしてなりません。
しかし、こういった開発や商品化は、新しい時代や希望の光のようなものが感じられ、様々な可能性を想像できますし、ワクワクして楽しいですね。
映画なんかも、そのうち字幕とかなくなるのではないかな…などと考えつつも、今後の展開に期待したいと思います。
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