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YEN TOWN BANDが20年ぶりに新作アルバムを発表!
1996年に公開された岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』に登場する架空のバンドYEN TOWN BANDが新作アルバム『diverse journey』を発売することを発表しました。
発売日は7月20日です!
今回のアルバム発売に先駆けて、先行シングル「my town」が6月22日に発売されています。「my town」は、Dragon Ashのボーカルkjを迎えたコラボレーション楽曲です。
公開されている「my town」のミュージックビデオも岩井俊二監督が手がけたもので、出だしで『スワロウテイル』ファンの記憶を蘇らせる、アゲハ蝶が飛び回るシーンが印象的です。
昨年の12月に発売された『アイノネ』のミュージックビデオもまた、岩井俊二氏による監督作品で、『スワロウテイル』をアニメ化した雰囲気のあるものになっている。
どちらも当時を思い起こさせる変わらない雰囲気を持っていて、『スワロウテイル』ファンや岩井俊二ファンの心に刺さりまくる曲になっています。YEN TOWN BANDを初めて聴く方は、逆に新しく感じるかもしれませんね。
今もなお、色褪せないノスタルジックな曲調の魅力!
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昨年、12年ぶりの活動再開をし、『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015』でライブを開催したYEN TOWN BANDですが、当時の曲は20年経った今もなお、ノスタルジックでありながら、色褪せず新しささえ感じる魅力に溢れ、流行りのEDMなどで盛り上がっている音楽業界やユーザーへ一石を投じる強いメッセージとなるでしょう。
新曲もBGMには最新の音や技術は使われているようですが、歌詞や曲調、映画の世界観など、当時と変わらないスタイルで作られているのを感じます。
EDMや脱力系のものなど、流行りの曲も良いですが、やはりYEN TOWN BANDの普遍的で唯一無二な曲には、それとは違う特別な良さがありますね。
映画『スワロウテイル』の世界観と小林武史の絶妙なハーモニー
当初、岩井俊二監督がYEN TOWN BANKの作曲を音楽プロデューサーである小林武史氏に依頼した際に、撮影現場にいない小林氏との間に様々なギャップが生まれていて、それを映画と曲の両方に関わっていたCharaさんが間を取り持っていたようです。
特に最も印象深い曲である『Swallowtail Butterfly ~あいのうた~』は、作詞が岩井俊二・Charaの連名、作曲が小林武史ということになっていますが、厳密には3人の合作の歌詞のようですね。
3人の天才が持ち寄ったフレーズを揉んで組み合わせた至極の作品と言えますね。
おそらく今回の新作アルバム『diverse journey』も、『スワロウテイル』の世界観を継承した曲が並ぶことになると思いますが、懐かしいと思って聴く方にも初めて聴く方にも響くアルバムに仕上がってくること間違いなしなので、オススメです!
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